悪人
悪人
吉田 修一 Yoshida Shuichi
(朝日新聞社)
保険外交員の女が殺害された。捜査線上に浮かぶ男。彼と出会ったもう一人の女。加害者と被害者、それぞれの家族たち。群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ。なぜ、事件は起きたのか?なぜ、二人は逃げ続けるのか?そして、悪人とはいったい誰なのか?幸せになりたかった。ただそれだけを願っていた。
重いテーマでしたが、どんどん引き込まれ一気読みでした。
いかなる理由があっても、人を殺すという行為は許されるものではありません。
でも何か一つでもタイミングがずれていたら、殺人事件は起らなかったかも。
『悪人とはいったい誰なのか?』
加害者祐一だけではないはず…。
最後は涙です。
やりきれない気持ちが残りますが、オレンジ色のスカーフに少し救われました。
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